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韓国は正月を旧暦で祝う。今年の旧暦の元日は1月31日で、前日の30日から2月2日まで4連休だった。連休前日、銀行の窓口は混雑し現金自動預払機には長い列ができた。子供らへのお年玉に五万ウォン(約4720円)札が必要だからだという。
知人はお年玉の相場は高校生で10万ウォンだといい、「五万ウォン札1枚はきりがいいが、ケチといわれては体面が悪いからおいに10万ウォンを出す」と顔をしかめた。「日本型デフレだ」ともいわれる韓国だがお年玉相場は下落知らずのようだ。
連休入りの2日前、東京から来た客と食事をしていたところ、高齢の男性アコーディオン奏者が現れた。相場は1曲千ウォン。朴槿恵(パク・クネ)政権の反日 で会話が盛り上がっていたところだったから遠慮したが、日本人と分かると日本の曲ならなんでもできると粘る。結局「ブルー・ライト・ヨコハマ」をリクエス トしてお金を渡し、引き取ってもらった。数分後、今度はおばあさんが来て、ガムとチョコで2千ウォンだという。不要だったが「お年玉分を稼がせてくれ」と 懇願されて2千ウォン払った。
韓国は格差社会で社会保険も不十分だ。お年寄りの自殺率も高い。高齢者の行商などを見て、朴さんは反日ばかりやっている場合ではありませんよと、余計なお節介を焼きたくなった。