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遺族らは大統領府に近づこうとしたが、警官隊に阻止された。
韓国海洋警察の救助や捜索が遅れたことなどに不信を募らせ、朴氏の説明を求めている。
対馬市の観音寺が所蔵する「観世音菩薩坐像」が盗まれたのは2012年10月。
翌年1月に韓国の警察当局が同国の窃盗団を摘発した際、現地で押収された。
日本は返還を求めたが、韓国の僧侶が「仏像は1330年ごろに高麗(旧王朝)で作られ、寺に安置されていたもので、倭寇によって日本に持ち出された」と主 張。
地裁が「(観音寺が)仏像を正当に取得したことが証明されるまで韓国政府は返還してはならない」とする仮処分を決定し、いまだに戻ってきていない。
韓国メディアも、国際ルールを無視する形で下した地裁判決に批判的だったが、同時に「もともと韓国所有だったものをなぜ返すのか」(昨年9月・中央日報)などの報道を繰り返してきた。
こうした反日姿勢が沈没事故をきっかけに変わりつつあるかのようにもうかがえるが…。
『呆韓論』(産経新聞出版)がベストセラーとなっているジャーナリストの室谷克実氏は「大事故が起きると、韓国マスコミは決まって同じ反応をみせてきた。のど元過ぎれば熱さを忘れるではないが、しばらくは激情型の自虐報道をしてすぐに収まる」と指摘する。
「よく見てみると、政府批判や国柄を嘆いたりはするが、マスコミ自身が自己批判することはない。そもそも性急な国づくりを散々、あおってきたのが自分たち であることを忘れている。
今回の事故を受けて、反日報道がなくなるとは考えにくい」と室谷氏。
気を長くして待つしかない。
韓国のウェブサイトに投稿された日本の報道番組の1シーンが話題を集めている。
沈没事故を受け、客船の模型をプールに浮かべ、過積載で急旋回すれば、転覆する様子を実験した動画だ。
韓国のネットユーザーらは「やっぱり日本! 本物の海洋先進国らしい」と称賛し、「認めたくはないが、わが国も海難対策について日本から学ぶべきなのは確かだ」などと書き込んだ。
4月27日の朝鮮日報は「過去に学ぶ日本と過ち繰り返す韓国」と題した記事を掲載し、日本が他国の災害まで分析して白書にまとめ、それを生かしていると指摘した。
その一方で、18日の朝鮮日報はコラムで自国を「責任持つべき人間が真っ先に逃げ出す国」とし、19日の中央日報は社説で「韓国は『三流国家』」と戒めている。